書籍どおりにビーズ編みがま口を作ると、どうしても自分で図案を作ってみたくなるものですね。実は、はてなのブログでアクセス数が多かったのが"図案作り”の記事でした。
ビーズ編みにも編み物にも刺繍にも使える図案ソフトKG-Chart
上の写真はビーズ織りをしていた頃、専用ソフトで作ったバレッタの図案。
その図案どおりに織ったものが下の写真です。(ビーズ織りの場合は専用の長い針に図案どおりに一列分のビーズを通します。ビーズを通した糸を下から持ち上げるように縦糸の間に挟み入れ、今度は縦糸の上を通るように針を折り返し、もう一度ビーズに通していきます。)
私はこのソフトを使ってビーズ編みの図案も作っています。エクセルでマス目用紙を作っておき、ペンで色を入れていくという方法もあります。あと、MIYUKIビーズのホームページに行くと、ステッチデザイナーという図案作りを楽しめる場所が設けてあります。
前回の初めてのビーズ編みがま口は、書籍の図案でした。そして、初めて自作の図案で編んでみたビーズ編みがこちらです。まだ作り始めたばかりで、糸やビーズの組み合わせを試行錯誤していた頃のもの。
ダルマの30番レース糸・葵と丸小シードビーズの組み合わせです。この時は、書籍とは違って輪の作り目全てにビーズを編み入れてみました。
シードビーズとデリカビーズの違い
30番のレース糸は...ことのほか大きく編みあがりました。シルケット加工を施した糸です。細編みのすじ編みでも、しっかりとした形になります。編みあがって気づきましたが、シードビーズは斜めに向きます。デリカビーズは縦にほぼまっすぐ入っていました。
見事に斜めに入っています。
シードビーズとデリカビーズの形状の違い
なぜだろう...と、デリカビーズとシードビーズをアップで撮ってみました。左がシードビーズ、右がデリカビーズです。デリカビーズはほぼ正方形なのに対し、シードビーズは横広の形。これだけ大きさに違いがあるから1段に112個ぶん大きく編みあがるわけですね~。そして斜めになってしまう。
デリカビーズの方がこんなに小さいのに穴はかなり大きい。凄い技術ですね。
TOHOビーズさんのAikoビーズ(ベストビーズ)がMIYUKIビーズさんのデリカビーズに相当するのかな...