2016年の夏に本屋さんである雑誌を立ち読みしました。雑誌の名前は『 毛糸だま2016夏号 』編み物の本だけど、2点だけビーズ編みがま口が掲載されていた。丸っこいフォルムに惹かれて作ってみたくなりました。
少し高価な雑誌なので、とりあえず底を何段編み、上に何段編むのか、どの辺りに減らし目が何段あるのか... 頭に入れて帰宅。おぼろげな記憶をたよりに家にあったビーズで試しに編んでみることに。
グランマのビーズ編みがま口を編んでみる
これまでに作ったがま口は底が8枚で、この作品は底が6枚。それだけでも興味津々。編み初めはいい感じ。だったんだけど... 底を編み進むと、なんだか形がおかしなことに。
だんだん盛り上がり、まるでスカシカシパンのようになっていくのです。原因はなんとなくわかってはいた... 雑誌ではトライアングルビーズと30番レース糸、私はデリカビーズと40番レース糸だったんです。トライアングルビーズとデリカビーズは大きさも形も違いすぎ。。めげずに編み進むにつれて、なんだか腑に落ちない思いが...
ビーズの向きを検証...
ビーズの向きがどうも気になりまして...
こっちじゃないのかなぁ...と編んでみたのが一番上のピンクの部分。とりあえず半信半疑のまま編み進み、減らし目をこなしてなんとか完成。今までは向こう側半目をすくうすじ編みでしたが、今回は2本すくう細編み。すじ編みよりしっかりした編地になりました。
模様に影響するのかなぁと縦ラインで色を変えてみましたが大丈夫そうです。
気になっていたビーズの向きですが、他の方はどうなのだろう...と画像検索をしてみた。
3名の方の作品を拝見することができました。やはりビーズが縦向きに入っています。その内の1名の方が財布とバック両方を編み上げて『 指示どおりに編んだんだけどなんか違う... 』と、とても判りやすい画像をあげてくださっていた。
上が書籍掲載作品の編地、下がご自身の編地。ちゃんとトライアングルビーズで編んだこちらの画像を見てやはり編み方が違う😮と確信しました。いつかちゃんと雑誌を見ながら指定の材料で編んでみたいな...と思うのでありました。...にしても、記憶とあり合わせの材料でごめんなさい...🙇