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初めてビーズボールを編んだ感想:減らし目は糸を引きすぎず優しく...

2022/10/06
ビーズ編みのビーズボール

昨年末に初めてビーズ編みのクリスマスボールを作る際、いくつか小さいビーズボールを試しに作ってみました。記念すべき1個目のビーズボールは...紫×白、これを海外動画を見ながら編んでみました。

難しかったですね~ 動画に表示されていた20mmより大きくなって急遽25mmのボールを入れて... パンパンだったけど形は綺麗な球体になりました。

海外のビーズボール編み

海外のビーズクロッシェボールの特徴は...
一重の輪の作り目に1段目からビーズを編み入れるところ。

一重の輪の作り目

(写真は参考にした動画から)
2段目までが細かくてなかなか上手くいかない。糸を引くと2段目で拾う目が内側に入ってしまい、なかなかうまく拾えない... 動画を何度も見直して、コツは輪の作り目を完全に引ききってしまわずに2段目を編み終えた後に引くようにすると上手くいくようです。

それにしても動画の主は、いとも簡単に編み進みます...😒
編みにくさはありますが、1段目からビーズを入れると隙間がなく模様が始まります。

ビーズ編みのビーズボール

増し目を終えて編み進み、減らし目の手前でこんな風にボールを入れます。
ちなみに、このビーズはチェコシードビーズ。日本のビーズより厚みがなく少々不揃い。選別しながらになるけど色がとっても可愛い。(日本のシードビーズにもミルキーな色が欲しい...)

動画では多分このビーズを使っていた。やはり日本のビーズよりだいぶ小さく仕上がった。増し目・減らし目の位置の違いで、どんな編地になるのかもお試し。編み始めは風車のように、編み終わりは三角形という歪な形ではありますが、可愛いのでリボンをつけてオーナメントにしてみました。

初心者にとってビーズボールの最大の難所は...減らし目

ビーズ編みの減らし目

1目に2目編み入れる増し目に隙間はできませんが、一つ先の目を編む減らし目にはシードビーズ1個分の隙間ができてしまう。そのため初心者(私)は、心理的にその隙間を埋めるべく手前のビーズに近づけようと糸を引いてしまうのです。するとどうなるか...

1段に6ヶ所で糸を引いてしまう。次の段でも、また次の段でも糸を引くと「もう引けないよ~」となってしまう。あえて様子がわかるように赤いビーズを白い糸で編んでみた。

ビーズ編みのビーズボール減らし目

こんな風に糸がパンパンになって隙間が目立ってしまいます。(これは糸の引きだけでなく土台のボールとサイズがあっていませんね。もう1段増し目をするべきでした...) では、動画ではどんな風に減らし目を編んでいるのか・・・もうね、鼻歌でも歌っているんじゃないか...と思うほどスイスイスラスラ何も意識せずに編んでいる感じ。大切なのは、やわらかく編む。これに尽きるのかな。やわらかく編んでいると周りのビーズが塩梅よく寄り添ってくる感じでしょうか...

40番レース糸では糸が目立ってしまうため、60番のレース糸でやわらかく編んでみたのがピンク×イエローのビーズボール。だいぶ糸が目立たなくなってきました。

ビーズ編みのビーズボール

以前、初めてのチューブクロッシェを練習していた頃、「オヤ糸がいい」というのを見かけて試してみましたが、初心者には敷居の高い糸でお蔵入りとなっていました。

今回もオヤ糸でビーズボールを編んでみましたが、やわらかい糸で何度となく糸が割れてしまうため、またしても断念。。(コツが掴めない...)
青×白のビーズボールでは向こう側半目を拾う細編みも試してみました。
(これについては、まだ何とも言えない感じ...海外ではやっていないみたい。)

初めてビーズボールを編んでみて感じたこと

◎ 減らし目だけでなく全体をやわらかく優しく編む。
◎ ビーズボールに40番レース糸は太すぎる。
◎ クリスタル中染めシードビーズはビーズボールには向かない。
(色が中央だけなので隙間のように見えてしまう。)※写真の青いビーズがそうです。
◎ クリスマスボールのように特に凝った図案の場合は、間違えないようにビーズを通すのがとても重要。(グルグル編み進むため間違いを発見しづらく後々大変)
◎ 土台と編地の間に少しでも隙間があると綺麗な球体にならない。
(1段の増し目でビーズ6個分の違いが出るためピッタリサイズを探るのは難しい)
◎ 土台となるボールはスチロールボールのように柔らかいものより固いものの方がよい。(変形しがち。ピン曲げの際に固い方がやりやすい)

今年のクリスマスには、自作の図案で40mmや60mmのビーズ編みのクリスマスボールに挑戦したいと思います!はてなからの再編集を兼ねた記事投稿もこれで完了です。ふ~