前々から編んでみたいな~と思っていたレシピの一つ『斜めギンガムバッグ』
有りそうで、無かったギンガムチェックの編み込み模様です。
書籍使用糸はダルマの『麻ひも』
現物を見たことないのですが...8/0号かぎ針指定なので、かなり太目のしっかりした糸なのかな。100m カラー税込み1,078円。これを3玉使用。出来上がり寸法:幅38cm・深さ20cm(幅38cmって結構大きいですね)
861円でも3玉で2,500円くらいかかる...😬 いきなり本番というのも自信がないので...
たまたま行ったパンドラハウスで毛糸5玉980円セールをやっていて、極太毛糸なら代用できるかなぁ...と編み始めました。8/0号かぎ針は持っていないので7/0号針で。洗えるウルグアイウールという極太毛糸。
斜めギンガムバッグの特徴
なんと言っても...底の鎖の作り目から毎段編み方向を変えて編むこと。これ初めてでした。通常は筒形を一方向に編んでいくので表面は全て表目。今回は1段ごと編み方向を変えるので表面は表目と裏目が交互になります。一方向にグルグル編む場合はあまり裏目を気にする必要もありませんが今回は裏目も表面に出る。。色かえの時、注意が必要ですね。Patterns Noteに正誤表が入っていました。
編み込み模様の編み方について説明が抜けていた...ということ。色を変える1目手前の最後の引き抜きの際、編みくるんでいた糸と編んできた糸とを交差させて引き抜く。
編みくるんでいた黒糸と編んできた白糸を交差させて黒糸で引き抜いて配色を変える。
裏目が表面にでる場合は絶対これをやらないと綺麗な編み込み模様にならないけど、わたしが編んでみたい表目だけのWAYUUバッグは4~5本の糸を編みくるむので、これをやっていると糸が絡み合って大変...海外の動画を何度も見ましたが、交差させずにそのまま配色糸を換えるようです。
斜めギンガムバッグの作り方
作り方は5行くらいの記載のみ。底は32目の鎖編みの作り目から毎段方向をかえて細編み。
『麻ひも』と違って極太毛糸は柔らかいので同色の糸を編みくるんで二重にするべきだったなぁと思います。その方がしっかりします。基本やっぱりこの作品は『麻ひも』で編んだ方がいいかな...極太毛糸+7/0号かぎ針だと幅が10cmくらい小さく仕上がります。それでも長財布が入るくらい。
側面は編み図どおりに毎段方向を変えながら編み進みます。普段、編み込み模様を編む時は左手の指を立てないで本体に糸を添えて編みくるんでいくのですが(海外の方はこのやり方が多い)それだと裏目が表に出るとき編み包んだ糸が目立ってしまう印象です。(特に白糸を包む場合)👇黒い部分
内側から編むとき...裏目が外側(表面)にくるので意識して編むといいかも。
あっ...ちなみに、この画像が実際の色に近いです。『洗えるウルグアイウール』極太の黒とねずみ(グレー)を使用。明るいベージュがあれば華やいだ印象になったのですが...残念
☑この毛糸の使用感は...太い部分と細い部分があります。編み図を見ると底の増し目で1目に6目編みいれる部分があって、細い部分にあたってしまうと穴が目立ってしまいます。。
この状態でいったん糸を休ませておきます。
持ち手は指定の位置に糸をつけて鎖を40目編みつけることから始まる。
編地に新たな糸をつけ鎖編みをする『つけ方』の正解がわからなかった。ここは取っ手の根本だし、しっかりつけたい。検索したりYouTubeを探したり...かぎ針編みの基礎本をパラパラめくったり...知ってて当たり前なのか、つけ方の正解は見つからなかった。こういう時、先生がいるといいなぁ...
試行錯誤ののち...今度は中心に糸をつけ内側から細編みで編み進む(表面は裏目)。そのまま40目の鎖編みの鎖半目と裏側を拾って細編みで持ち手の内側を編んでいく。
本体と同じ厚みにするために糸端を長めに残し編みくるみました(書籍ではやっていない)。2段目は反対方向に進む...(表面は表目)持ち手の外まわりは...休めておいた糸の場所から細編みで編み進み(表面は裏目)、鎖編み40目の残り半目を拾って細編みで編み進む。二段目は反対方向に編み進んで完成!
斜めギンガムバッグを編んで気になったこと
同じ方向に編み込み模様を編む場合、引き抜き編みで段が変わっても編みくるんだ糸は目立たない。
毎段編み方向を変えて編む場合、引き抜き編みで段が変わったあと逆方向に進む。普通に編むと今まで編みくるんできた糸が脇で目立ってしまう。引き抜く際に編みくるまず最初の細編みで編みくるむとか...試行錯誤して多少目立たなくなったものの、これも正解が知りたいな。
あとは...一番目立つバッグの中心部分に立ち上がりの目が2段来てしまうのは残念な気がします。逆方向だし...上手に編まないと糸色によっては目立ってしまうかも。持ち手を後からつけるのもありかもしれません。